ロンドン編

    1)ロンドンで男泣き
ロンドンは比較的安全なところ、とおもっていました。
それが、友人いわく、ホテルでやられた。というのです。
初日の夕方ロンドンに着き部屋に入った。そこに仲間から、
下で飯でも食おうか、と誘われた、何気なく机のスタンドの
横に、財布を放り出して部屋をでた。この時間は掃除も終わって
いるので誰も入ってこない、と思ったらしい。ところが、1時間
程でもどったら、財布は消えていた。場末の安ホテルではない、
ちゃんとした立派なホテルだったそうな。
初日の財布には、かなりの金額が入っていたと思う。
そんなことを聞いてパスポートも帰りの航空券も現金も、もって
出るように、したのです。忘れもしない憎くっきポートペローで
ホ゜ートベローが悪いのではないのだが、屋台の品物を覗いて
たまたま買った荷物が重かったので、肩からカバンを降ろし、
足で挟んだのです。品物を両手で持った瞬間足で挟んだカバンの
感触が無くなったのです。あっ!と言う間もなくカバンが消えた。
顔から血の気がなくなり、それからは、女房は騒ぐ、頭に血はのぼる、どこえ消えたのだーー!!それが引っ手繰って逃げて行く奴が
いないのです。後で聞いた話だが、カバンを引いてすぐ、ダンボール箱などを被せるそうな。隣の男が指さしたところへ走ってしまったのでなにもわからくなった。カバンには今日買った荷物、カメラ
、二人分のパスポートと航空券、現金、まったく最悪の事態でした
親切な日本人が警察をよんでくれ、被害届をだしました。
警察では、日本人の通訳をよんでくれ親切にしてくれましたが、
その日は頭が混乱して何も考える余裕はありませんでした。



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